早いもので今年も終わろうとしています。いかがお過ごしでしょうか?

この時期、炬燵で「みかん」を食べるのは冬の風物詩ともいえるほど、日本人と「みかん」は馴染みの深い関係です。。その「みかん」には、健康のために積極的に摂りたいさまざまな栄養素が含まれています。一部紹介しますと

・ビタミンC

皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須の栄養素(水溶性のビタミン)で、体内でつくれないため、食事で必ず摂りたい栄養素のひとつです。また、ビタミンCは、体内で活性酸素を消去して細胞を保護する抗酸化作用があり、心臓血管系の疾病など生活習慣病予防にも役立つ可能性があることが注目されています。

・食物繊維

食物繊維とは、小腸で消化・吸収されずに大腸まで達する難消化性成分のことをいいます。腸内環境を整える働きはよく知られていますが、そのほかにも食後の血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、肥満・生活習慣病予防などに役立つ多くの働きが明らかにされています。

・β-クリプトキサンチン

「温州みかん」に特徴的に多く含まれているカロテノイド色素の一種。体内でビタミンAに変換される、プロビタミンAとしての機能を持っているほか、循環器系疾患、糖尿病などの生活習慣病に対する予防効果など、新たな生体調節機能が明らかにされてきています。

美味しい「みかん」を食べて、この冬を乗り越そうではありませんか。

みかん