12月4日(月)、高齢者虐待防止の研修会を行いました。
講師は、当法人事業所「放課後等デイサービス ココ・カラ」の松本です。

 まずは、プロジェクターと資料を使用し、高齢者虐待に関する基礎知識を学びました。
座学

 次に、職員役とご利用者役の2人ペアをつくり、2つのテーマでロールプレイングを行いました。
それぞれのテーマで、職員役として悪い例と良い例を演じました。

 1つ目のテーマは、「食事介助」です。
”足を組みながら”、”無口で”、”早く”…これでは、美味しいプリンが台無しです(._.)
食事介助

 2つ目のテーマは、「移動介助」です。
”声掛けしない”、”急発進・急ブレーキ・急ハンドル”、”早歩きで”…これは、
ご利用者様を不安な気持ちにさせるだけでなく、重大な事故にも繋がります。
移動介助

 ロールプレイング後は、4~6人のグループを作り、職員役を演じた時の気持ちについて
意見交換しました。職員からは、『どんな気持ちでこんな介助の仕方をしているのだろう。
気持ちがわからない。』という声がありました。
意見交換

 今回の研修は、職員一人一人が「普段のご利用者様への対応の仕方」について考えるきっかけに
なったと思います。今後も定期的に研修会を行うことで、ケアの向上に繋げて参ります。