平成30年11月29日(木)、苑内にて救急蘇生の研修会を行いました。
救急蘇生の研修1

今回は、法人内の看護師が講師となり、少数グループに分かれて、
実技講習を行いました。
まず、倒れている人を発見したら、意識(反応)があるか確認します。
肩を軽くたたいて、「大丈夫ですか?」と3回程度耳元で声をかけます。
救急蘇生 追加分

⇓ 何の反応も無い場合は、、、

「119番へ通報してください」「AEDを探して、ここに持ってきてください」と
大きな声で周りに助けを求めます。
次に口元、胸、腹部の動きを見て、呼吸の確認します。
救急蘇生3

⇓ 正常な呼吸じゃない又は全く呼吸をしていない場合は、、、

まずは、軌道を確保します。
その後、可能であれば、人工呼吸を行います。
それでも呼吸や反応が無い場合は、「心臓マッサージ(胸骨圧迫)」を行います。
救急蘇生4

⇓ 心臓が動かない又は反応が何もない場合は、、、

AED到着後、AEDの電源をONにします。
音声ガイドが流れるので、その指示に従って、操作、行動します。
AEDによる電気ショックを与えた後、心臓マッサージを再開します。
救急蘇生5

以上の流れで、救急車が到着するまで処置を行います。

このような場面に遭遇したとき、落ち着いて、できるだけ早く行動するためには、
頭だけで言葉を理解したり、イメージしたりするのではなく、実際に身体も使って
行動の流れや操作方法を何度も繰り返し実践することが大切だと感じました。

今後もこのような研修を通して、誰もが慌てず落ち着いて行動できるように
していきたいと思います。